ノッティングヒルの恋人

ヒューグラントとジュリアロバーツというコンビは、まあ結構すごいですよね、ダメ男をやらせればハリウッド最高(だと個人的に思っている)のヒューが、まあ、一般ピープルをうまくかもし出しているんじゃないかなあ。
対してジュリアロバーツの有名女優って役柄はそのままなので、プライベート部分をどう演じるかが注目部分でしょう。しかしまあ、さすが女優、浮名流しまくりって感じですか?(笑)。なんというか、大女優だけど、素では一途でかわいい一面がある、っていう王道ではなくて、ダークな部分も面と向かって脚本になっているところがいいかなあ。日本人にはちょっと反応悪いと思うけど。いや正直結構ひいたってば(^^;。そうたとえば、ヒューとイギリスで恋愛楽しみつつ、アメリカの恋人がやってきたらそっち優先したり、ゴシップで傷ついてヒューのところへ来たけれど、さらにヒューとのゴシップ展開になったら、あっさりヒューを捨てちゃうところとか、3回も整形の話とか、メグライアンの方が好きとかいう一連の飲み屋話とか、結構リアルチックに笑えるところとかねえ。
庶民的かもしれんが、杉田かおるの例もあるので、こーゆー話がまったく無いわけでもないのかもしれないが、カンフーハッスル的に「ありえねー!」って何度も観ながら言ってました(笑)。でもエンディング部への芝居がかったやり取りはおもしろかったなー。エンディングでのその後なんかも含めて、観た後の余韻は良い感じです。「メイドインマンハッタン」とちょうど逆な感じか。ま、ローマの休日といい、身分違いの禁断の恋(?)というのはいつの時代も持てはやされるわけなんでしょう。