ラスベガス一日目

超朝ハヤーイ!そんなわけで、朝ラウンジもまだ閉まっている時間にハイテンションのまま出発。ダウンタウン方面の別のホテルにて、もう一組ピックアップだそうな。で、そのホテルってのが、昨日迷い込んだときに行ったホテルでもあるんですが、かのリージェントビバリーウィルシャーホテルですよ。
ビバリーヒルズコップとかプリティウーマンの舞台にもなった高級ホテルですね。客室ごとに内装が違うらしいですよ。昨日のロデオドライブは、そもそもプリティウーマンの舞台だしねー、なるほどご近所なはずです(^^;。つーわけで、日本人よろしく記念撮影〜。朝早いんで、お客さんもほとんど見受けられず一人占めでーす(笑)。
ちなみに僕らの泊まったヒルトンも、ゴールデングローブ賞授賞式等の会場で有名なホテルで、ロサンゼルスでも大型でメジャーなホテルらしいです。 伝統的な優雅さとハリウッドらしい装飾様式の典型で、高層階の窓からはハリウッドが望められるとかあるらしいけど、僕らはほんの2階でありまして(^^;、裏庭の噴水がせいぜいでしたとさ(笑)。トロピカルムード満点のプールやレストランなんかあったらしいですけど、結局見にも行けずじまいだったなあ。
で、今度はノースアメリカ航空だったかな。ロスもめちゃ込むらしいですよー。でも案外順調に行きまして、テイクオフ!ここからは実は1時間程度。目的地はラスベガスです。いやー、3時間前チェックインを考えたら、っていうか4時起きくらいの時間を考えたら、車でベガス行っても4時間くらいだそうで、あんまり飛行機と変わらないなあ〜、とか言いつつ、やっぱ飛行機は楽かも(^^;。
なんだか未開のステップっていうか砂漠ってほどではない地で、オアシスを境に街が急に開け始め、その中心というか端っこっていうか(どっちじゃい)が、ラスベガスです。こうやって上空から入るとまだまだ未開の地って気がしますけどね。街に入るとすごいです。
それはともかく、ベガスの空港もでっかいんだわ〜。降りた瞬間から、もうそこにはスロットマシンが立ち並び、いかにもカジノの本場って感じですな。っていうか、どこいってもスロットマシンだらけ。こんなにスロットマシンを納入したメーカは儲かったんじゃないですか?(^^;。
で、やっぱりJTBな係の人が、こーんなでっかい場所だけど、無事バゲッジクレームまで連れて行ってくれる。結構遠かったような気がするが、こういうのを自分でやらないと、いつまでたっても一人で海外旅行はできない人間となりそーだなー。まあ、いいんだけど。
で、車に乗ってホテルへ。今回は世界でももっともお金をかけて建設されたといわれるホテルでベラージオ、もしくはベラッジオといいます。ホテルの庭にでっかい池があるんですけど(池……笑)、そこの噴水ショーで有名なホテルですな。また、ホテルの端から端まで歩くと10分近くかかるほど巨大でもあります。何千室ってあるらしい?
車は正門?の割と近いところまでつけてくれたんで、あっさり中入れましたが、実際に通りから歩いてくるにはエスカレーターとか、動く歩道とかを3,4本乗り継いでたどり着くことになります(^^;。
中入っても豪華ですわ〜。天井高いし、装飾ハデだし、カジノしてるし……。そうなんですよ。僕のベガスのイメージは、ちゃんと賭場というか、カジノ専用の建物があって、そこに行かなくちゃ賭け事なんかできないって思ってたんですよね。
ところが、空港同様、各ホテルの1階はたいがいカジノです(笑)。いわゆるチェックインカウンターがあって、そのロビーを越えたらもうそこは壮大なカジノ世界。スロットもそうですが、ルーレットやカードなど、あらゆる賭け事がそこらじゅうで行われています。うーん、なるほど、こーゆー場所だったのかーって感じ(^^;。
さて、とりあえず圧倒されっぱなしなわけですが、チェックインの手続きは全部JTBまかせ。その後、電話ルームみたいなところに連れて行かれて、ツアー申し込みとなります。天候のこともありますし、国内ではなく現地で選んだ方が良さそうだったので、僕らはこれからツアー申し込み。JTBは高いとわかっているけど、もはや自力でなんとかってのは疲れちゃってねえ。また、JTBのおばちゃんがうまいんだ。JTBのツアー客はベガス到着時点、全部で8組くらいいたんだけど、他の人もとるからさっさと申し込まないと埋まっちゃうよ〜、って誘導するわけ。
結局、僕らは今日のベガス周遊観光と、明日のグランドキャニオン観光を追加。ひー、また巨大な出費が……。何事も二人分かかるわけなので、結構かかるのであります、隊長!
まあ、でもこんなの行くのは一生に一度だろうしってことで(人間この思考に弱いよね(笑))、スタミナ的にも心配だったんだけど、申し込みっと!
で、諸注意もらって解散。諸注意の中では、冷蔵庫に触らないほうが良い、なんてのもありました。ルームチャージは結構高いもんなんだけど、なんでも以前の客で、外で買ってきたジュースとか食材を、冷蔵庫の中のものを取り出して、入れておいた客ってのがいて、このホテル(?)では、実は冷蔵庫から移動しただけで課金されるシステムになっててチェックアウト時に100ドルくらいかかったとかなんとか……。
うーん、アホい話だけど、恐怖なんで、このコメントは採用しておく。基本的にアイスもらってきて、それで冷やす方針に。いつもは、勝手に冷蔵庫いれちゃうんだけどねえ。
さて、そんなことはともかく、着はお昼ちょうどくらいだったんだけど、3時過ぎにツアー待ち合わせなので、それまで市内観光としゃれこみますか。っと、その前に、自分の部屋にチェックイーン!
で、豪華なエレベータ乗って、26階だったかな?へ。このベガス付きツアー申し込みが遅くて、ベラージオの池側の部屋は満員だったのよね。というわけで、噴水ショーの見れない部屋へ。とはいえ、空港方面のベガスが一望できる部屋です。下に目をうつすと、庭園とプールが……。どでかいな。。。
ちなみに、窓のカーテンですが、レース/遮光ともども、電動です。ベッドサイドのスイッチで開け閉めするのよね〜。
いや、その前に何この部屋の豪華さは?(^^;。まー、ベッドもえらく高床だし、調度品も品があるっていうか凝ってるし、バスルームなんか、バスタブとシャワー場所が別になってて、いわゆる洗面所なのに部屋としてもひろびろ〜。バスタブの前にはつぼが3個ほど無駄に置かれているほどです(笑)。綺麗だし、豪華だし、眺めは良いしと、これはブルジョワな感覚だなあ。しかも、実はこれでハワイのホテルと同等の宿泊費だったりするのです。うそくせー!
しかし、それでもウォシュレットではないですな。松山東急インの方が上です(笑)。

ま、部屋や廊下に感嘆しててもあれなので、出掛けましょう出掛けましょうってことで。とりあえずホテルの花庭の方行って見ました。ガーデニングというか、ちょっとした庭園で花満載にしてまして、これだけでも結構観光スポットだよなあ。これで逆側の池スポットもあるんだからたいしたもんです。
また、ホテル内にブティック通りがあり、結構遅い時間まで店開いてます。まー、ホテルん中にそういうのがあるわけで、すごいですわよもう。結構、ホテルによって入っているブランドが違ったりもするようです(^^;。
さて、ベガスには巨大ホテルってのが、メインストリート沿いに10個くらい立ち並んでいて、通りを歩いていて、向こうの方のホテルが見えるんだけど、そこを歩き通すと実は1時間くらいかかったりします。一つのホテルがさっき書いたように端から端まで10分とかかかるようなでっかさななので、近そうに見えて実は遠いってのが実態。
ホテルもでかいだけじゃなくて、趣味趣向に凝ってる凝ってる。ニューヨークニューヨークというホテルは、ニューヨークの代表的なオブジェをかき集めたような概観で、自由の女神とか鎮座しちゃってる。ホテル内を抜けるジェットコースターもあって、これは花やしきでジェットコースターを作ったところが設計しているそうな。そういう小さいところを振動無く安定して通すジェットコースターの技術が日本にしかなかったってことかいねえ。すでにその作成元はつぶれたらしいけど(^^;。
MGMというのはベガスでも最大の客室数を誇っていて5000室ですよ。MGMって映画配給の会社でもあるよね。なもんで、中のカフェレストランも映画がテーマ。また、映画で冒頭、ライオンがガオーってのは、この会社配給かな?(^^;。ライオンのでっかい金ピカ像が外に鎮座していて、建物の中にはライオン館があって、本物のライオンがガラス通路の上で寝そべっています。えーと、つまり四方がガラス通路の天井部分にライオンが寝そべっているので、下からライオンを見上げる感じですな。記念写真できるらしいです。
エクスかリバーとかいうホテルは、なんか御伽噺のお城みたいな建物ですし、ベネチアンは、水の都、ベネチアをイメージした運河街、パリスというホテルでは、もちろんエッフェル塔やら凱旋門があります。本物と大きさ的には変わらないんじゃないかなあ〜って巨大さ。他に巨大なスフィンクスやピラミッドのエジプト風味なホテルとか、アラジンというアラビアンな建物、金ぴかなのとかピンクちっくだととかそりゃもーすごい金かかった巨大ホテルばっかりです。夜になると電飾です(笑)。パチンコ屋の親玉よりは品が良い感じですけど、どうなんでしょう?(^^;
ちなみにアラジンは買収されて、建物外観変更になるらしいです。ハリウッドプラネットになるのかな?
あと、現在建設中としては、泊まったベラージオの別館とか、ハワイを模した大型ホテルとか、ベガスの3つくらいの超巨大ホテルを売ったお金で新たに新豪華ホテル(ベラージオを越える建設費)を建設中とか、とにかくまだまだ拡張は続いています。
さて、適当にベガス見学したら、マジックショウの時間です。初心者なので手軽目の有料ショウに。ここ、ベガスは無料ショウと有料ショウがごっそりあって、それを楽しむというのも観光の目玉です。例えば、日本でも凱旋していたシルクドゥソレイユが3つほど、それぞれ別のホテルのホールで講演中ですし、世界一流のイリュージョニスト(引田テンコウみたいなもんかなあ?)がいろいろいて連日ショウしていますし、セリーヌ・ディオンが専属契約したホテルで、連日専用ホールのコンサートしています(^^;。
まあ、そこまでゴージャスなのは今回は遠慮して、リックトーマスさんという機関車みたいな名前のマジックショウ。まあ、いわゆる手から鳩が次々出てくるおなじみマジックから、突然バイクがあらわれたり、美女を箱詰めしてブスブス刺してみたり、白トラが消えたり現れたりのマジックですね〜。楽しかった。でもトークも面白そうで、結構US人は笑っていたのに、半分もわからなかったよ……とほほ。
シルクドゥソレイユ(こっちではサークドゥソレイユと表記されている)なんかは、いわゆる大掛かりなサーカスなので、あまり英語わかんなくても楽しめるらしいんですけどね〜。
さて、いよいよ本日のメインです。いくぜヘリ観光!なんかhitomiの「光」っちゅー曲が流れて、いのうえわかを思い出したりしないこともない今日この頃でしたが(恋するハニカミ)、とにかくすげえ!
まずはバスで飛行場へ。簡単に講習?受けて、日がとっぷり暮れたところでヘリポートへ。すげえ音ですよ!すげえ風ですよ!とにかく尾翼?のローターに気をつけろってさ!
なんとか乗り込み、マイク付きヘッドフォン。これは嗜好性の集音マイクで誰かがしゃべると全部みんなに筒抜けです。そうそう、8人乗りで、観光客6名、パイロット2名って感じ。前後2列の4名シート。僕らはラッキーなことに前列でパイロットの隣ですわよ。いやっほ〜。
んで、ひときわ音が大きくなってふわって舞い上がります。ぐわ〜すげええええええ!!
ま、ヘリも初体験だったんですが、またこのベガスのゴージャスな夜景がまたすごいねえ。単なる電飾なんだけど、色がカラフルだったり、めちゃくちゃ装飾を意識した電飾だから、映える映える。もっともベガスなんて街はちっちゃいので、東京の夜景やそれより大きなロスの夜景ほどの圧倒する感覚は無いかもしれませんが、とにかく電飾のゴージャス差が違うんだよね〜。
たぶんわずか10分ほどだったんじゃないかと思うんですが、大興奮なひとときでした(^^;。
さて、夕食はプラネットハリウッドカフェとかいうところ(ちょっと違うかも(^^;)で、夕食して次はバスによる市内観光です。ちょっと歩きでは行きにくい、ダウンタウンのスターライトエクスプレス(名前違う!)へ。途中バスで通る場所場所もいろいろ説明くれるんですが、やっぱ通りすぎるだけだと印象薄いね(^^;。
さて、ベガスのダウンタウンフリーモントストリートは世界的にも有名なカジノ街。その商店街(笑)の屋上が電飾掲示板になっているわけです。そうだなあ、四国松山銀店街とか大街道の商店街の天井がオーロラビジョンになったとでも思ってもらえれば……(^^;。
すっげー音に合わせて天井の超巨大テレビの絵が変わっていくとか思ってもらえればいいのなあ〜(^^;。正式な名称はフリーモントストリートエクスペリエンスといって、地元ホテルとか商店街で共同で出資して観光スポットにしたものです。
まず、カジノストリートの全電気がふっと消えます。おお、わくわく。つづいて、大音量で天井やらの電飾が〜って感じ。うーん、すごいんだけど、やっぱりベガスの巨大ホテル街の雰囲気からすると、なんかちょっと地味な感じがして、ふーん〜ってくらいの感じですかねえ(おい。ホテル街のショウなどがハデ化しちゃって、こっちはやっぱり観光客の出足いまいちで、でっかいカジノがつぶれていたりしました(つぶれたカジノ店はを見ることができるなんてのは珍しいらしいけど(^^;)。
さて、10分くらいやってるのかな?終わったらそうそうに引き上げ、高速道路でRioってホテルへ。ここはRioのカーニバルを模したホテルなんですかね〜。ホテルのカジノ階で、こちらも無料ショウです。天井に取り付けたレールを伝って船とかを模したゴンドラが回ります。ステージでは踊りまくっているニーチャンねーちゃんがいて、それに合わせて、船から飾りネックレス?を投げてくれるんですね。プラスチックのちゃっちいヤツですがもらえるもんなので、まあいいんじゃないでしょうか(^^;。奥さんに旦那さんがとってあげる流儀だとか、銀のヤツを入手するとカジノで勝てるとかの言い伝え(オイ)があるらしいです(笑)。
ちょっとだけハッスルして全色ゲット。ツアーに同行した新婚カップル中、一番のゲット率を誇ったのは何を隠そう僕でした。楽しみすぎだよ!
で、ツアーも完了。某ブランド店に行きたいということで、シーザースパレスというホテルへ。ジュリアスシーザーがモチーフ?なんか海賊チックなショウもやってましたが。ホテル内の巨大水槽が水族館レベルかも。
それはともかく、なんちゅーか、さすがベガス?ブランド物って案外品揃え悪いんですよ。人気品は無いっていうか。そう、ハワイがそーでした。特に免税店なんかではね。ここは免税店ではないけど、超新作とか普通に置いてあって、しかもハワイ価格とか話してたら普通に値引きしやがるんですよ、奥さん!普通ブランドって値引きしないんだけどねえ〜(まあ、ブランドにもよりますけど)。まあ、そういったわけで悪魔の誘惑になんとか勝って脱出しました(オイ)。
で、急ぎホテルに帰ろうと思ったんですけど……出口見つからねえ……。このホテル広すぎだよ〜(涙)。警備員の人に教えてもらってやっとこ脱出。そっか、ここがセリーヌディオンと専属契約し、彼女の娘さんの部屋があると言われるホテルだったのか(^^;。
気がつくともう11時。明日も早起きなので、もう寝なくちゃ〜!!