ドラマフル回転

富豪刑事、2話。うーむ、たぶん、深田恭子のためのドラマなのだな。筒井康隆なんだけどなあ、なんか微妙に盛り上がらない。というか、実際へにょい。ただ、なんか深田恭子の雰囲気はあっているのが、、、変人は変なドラマに合うということなのだろうか。下妻は確かにおもしろかったしなー。……ま、いいか。次回以降視聴続けるかは微妙です。なんとなく、へたくそなTRICKくささが。

究明病棟24時、2話。いい!1話に比べると、いかにもセットって感じでちゃちい舞台になっちゃったけど、ドラマの持って行きかたはうまかったなあ。真剣に見ちゃったし、それから奥さんがなくなった旦那さんが、ちょっと寒いけど待っててくれな、といって、救助活動に出て行くのもホロリときた。白い虚塔(違)以来の骨太系ドラマを観ている気分だ。まだまだ導入部なんでさらに盛り上がる次回以降に超期待。スーパードクター江口の活躍も楽しみですな!

不機嫌なジーン、初回。あははー、おもしろかったー。もうちょっと固い系の主人公かと思ったら、案外惚れっぽいし、周りのこと見えなくなっちゃうし、表情豊かな主人公で面白かったなあ。僕の中ではすっかり宗像コーチとなってしまったあの方も、えらく笑える演技続いてて、こりゃーヒットですよ。ええ、プライドなんかよりぜんぜん楽しいや。

H2、2話。別段原作漫画を知っているわけではないんですが、先入観も多少ありつつ観てる状態に。なんで?まあ、あだち充というと、タッチやナインときっと同じ雰囲気だろうしね。やっぱ主人公の暗さって、そのままセカチューで彼女死んじゃった状態で流れてきてるんでねーの?って感じで、もー。ドラマ自体はおもしろいんだけど、前回書いたように、手投げーズのかっこ悪さに剛速球とかでるわけねーべとか思うし、癒しキャラいないし、うーむ、数話とばしても良いかもー。ところで、夜のシーンでのロケ、あれって立川でしたよねー?近所に来てたのかよー?

87%、初回。うわー、重いな。モックンの演技もそうですが(奥さんを乳ガンでなくしてたんだねえ)、患者さん(夏川結衣)の最初は胸を切除することに対する懸念程度だったのが(それだって十分重いですけど)、いやおうなく命の危険も十分あるということで慟哭するシーンは、辛いものがありました。タイトルの87%というのは、助かる確率というわけで、この数字をどうみるか、というのがドラマのひとつのポイントのようです。ああ結構助かるのか、と見るか(他者に多そう)、多いと思うのか(当人はそう思うだろう)。よくよく考えれば10人に1人は死ぬということですから、決して低い数字だとは思いませんけどね。

というわけで、今期は重い系と軽い系でうまくバランスが取れていると思うんですが、これがどっちかに偏ってたりすると、総体として不作感とか食傷気味になっちゃったりするんでしょうね。あぶないあぶない。